モビット年金

まずはモビットの年齢制限を確認

ついに日本は超高齢化社会に突入しました。高齢者の中には、普段の生活は年金で賄えても、住宅の修繕や治療費などで突発的な出費に困る方もいるでしょう。

 

そんな時に便利なのが、キャッシングです。しかし、多くの消費者金融では、年金受給者には融資してくれません。モビットはどうでしょうか。これは条件が必要です。では条件に合わない場合他の方法はないのでしょうか。そんな高齢者のキャッシングについて解説します。

 

 

モビットで借入をするには、モビットが指定する条件をクリアしている必要があります。モビットの条件をHPで確認すると「年齢満20歳以上69歳以下の安定した定期収入のある方、アルバイト、派遣社員、パート、自営業の方も利用可能です。」という記載があります。

 

まず、年齢を確認してみましょう。国民年金の年金受給開始は65歳からですが、厚生年金に1年以上加入していた方は、特別支給の老齢厚生年金が60歳から受給できます。将来的には完全に65歳からの受給となりますが、現在の60代の方は60歳から年金を受け取っている方もいるでしょう。

 

つまり、年金受給者でも69歳以下であれば年齢条件はクリアしているので、融資対象者に該当します。

 

●年金は安定した定期収入に含まれるか
次に確認が必要なのが、年金は、安定した定期収入に含まれるかどうかです。これは、金融機関によって異なりますが、モビットでは年金は安定した定期収入は含まれないとしているようです。

 

なぜなら、年金は生活をする最低限の金額しかなく、そこから借入を行い、返済していくのは難しいとされています。よって、一見年金は安定した定期収入に見えますが、金融業者から見ると、安定した定期収入とは言えないことになります。また、65歳以上は高齢者、75歳以上は後期高齢者となり、年齢が上がるにつれて、収入の確保が難しく、死亡確率も上がることから返済が難しいと判断されます。

 

●モビットの年金受給者の融資
結論を言うと、年金受給者はモビットで融資を受けることは出来ません。モビットは大手消費者金融なので、お金を貸すことが仕事です。しかし、きちんと返済をしてもらわなければいけません。年金受給者は返済に不安があるとみなされ、借入が難しいと言えます。

 

●年金受給者がキャッシングする方法
では、年金受給者は絶対借入が出来ないかというと、そうではありません。年金受給者であっても、別でアルバイトをしていたり、自営業で収入を得ていれば、モビットでも借入出来る可能性があります。

 

もちろんこの場合、年齢条件を満たしている必要がありますし、モビットは消費者金融系のカードローン会社なので、総量規制の対象となります。総量規制とは年収の3分の1までしか借入れが出来ない法律のことです。

 

アルバイトの金額が低ければ、その分借入限度額は低くなります。また、総量規制対象外の自営業者の場合、収入を証明するために、会社員とは異なる書類などが必要となります。このように年金受給者であっても、別で安定した定期収入を得られていれば、審査の結果、キャッシングが可能となる場合があります。

 

 

また、融資可能という結果になったら、実際のカード申込はWEB完結を利用するのが簡単です。WEB完結申込みは、すべてWEBで申込が完了し、カードレス、電話確認不要、郵送不要で即日融資が可能な申込み方法です。

 

WEB完結申込みの場合、条件が2つあり、1つは、三井住友銀行もしくは、三菱東京UFJ銀行に口座を持っていること、2つ目は全国健康保険協会の保険証か組合保険証を持っている方が申込み可能です。

 

WEB完結の条件に合わない場合は、WEBまたは電話などで申込をし、審査に通ったらローン申込機か郵送でカードを受け取ることになります。また、WEB完結申込み以外は在籍確認や郵送物が届くことになります。

 

もちろん、利用者のプライバシーを考慮して、電話の際は、個人名で連絡をくれますし、郵送はMCセンターという差出人名で送られてきます。手間などを考えるとWEB完結申込みが一番簡単なので、条件に当てはまる場合は、WEB完結申込みがおすすめです。

他の金融機関をさがしてみる

では、年齢条件は満たしているけど、すでに退職していて、年金受給のみで生活をしている場合は、どうすれば良いのでしょうか。生活費が足りないから借入を希望される方も多くいるでしょう。高齢者になれば再就職も難しく、お金が足りなくなると気持ち的にも落ち込んでしまします。

 

その場合、モビット以外でお金を借りる事を考えましょう。方法としては、年金を担保に独立行政法人福祉医療機構でお金を借りるか、銀行の高齢者向けローンを利用することです。

 

一般的に年金を担保にした融資は禁止されていますが、行政法人福祉医療機構では、年金を担保に融資を行っています。その他の機関で年金を担保に融資しますというのは、詐欺となるので利用しないよう気を付けましょう。

 

独立法人福祉医療機構は、受けている年金額(年額)の範囲内で10〜250万円まで借入することが出来ます。返済方法は、年金支給機構から直接独立行政法人福祉医療機構に、返済額が振り込まれます。実質年利率1.8%(労災年金の場合1.1%)と低い金利で借入することが可能です。申し込みは、年金支給を受けている銀行か信用金庫の窓口、または独立行政法人福祉医療機構代理店の表示がある金融機関で受け付けています。(2016年1月現在、著者調べ)

 

また、一部の銀行では高齢者向けのローンという商品があります。例えば、福島銀行ではシニアサポートという名前で、60歳から75歳を対象に融資限度額100万円まで借入が可能です。ただし、実質年利率は4.80%と独立法人福祉医療機構より高めとなっています。(2016年1月現在、著者調べ)

 

どのローンを利用するにしても、ご自身の目的と返済計画にあったローンの利用を検討するのが良いでしょう。老後の生活に少しでも不安なく過ごすために色々な制度を検討してみて下さい。