モビット住宅ローン

住宅ローンの審査基準とモビットの関連性

モビットなどのキャッシングを利用していると、住宅ローンに悪影響を与える。これは本当なのでしょうか?キャッシングを利用していると言っても、延滞している人もいますし、滞納することなく返済している人もいます。モビットなどの消費者金融から借入をしている=住宅ローンに悪影響を与える。この図式が成立するなら、消費者金融は安易に利用できるサービスではありません。モビットを利用すると本当に住宅ローンに悪影響を与えるのでしょうか?ここでは、住宅ローンの仕組みや審査基準などを解説しています。

 

住宅ローンの審査は、数あるローンの中でもっとも審査基準の高いローンです。借入金額を10年〜30年程度の超長期間に渡って返済を行うため、審査を厳しく行う必要があるのです。現在の信用情報だけではなく、継続的に安定して返済する能力があるか否か、審査機関は厳しく審査します。では、モビットなどのキャッシングを利用していると、住宅ローンの審査に悪影響を与えるのでしょうか?

 

・モビットの利用が住宅ローンに悪影響を与える理由

 

消費者金融を利用するシーンは、主に生活費やレジャー費、交際費などと審査機関は判断します。住宅ローンの審査機関は消費者金融の利用頻度が高い人を、浪費癖がある人、身の丈にあったお金の使い方ができない人、という認識をします。つまり、返済が困難になる可能性があると判断して、審査に悪影響を与えるのです。延滞や滞納、未払いなどの金融事故歴がある場合は、住宅ローンの審査を通過することはかなり難しいでしょう。住宅ローンを利用する前に、利用している消費者金融を完済、または解約しておくことをおすすめします。

 

●個人信用情報の重要性

 

モビットなどの消費者金融に限らず、クレジットカードや各種ローンの利用履歴は、個人信用情報として記録が残ります。全ての金融機関は、個人信用情報の記録を基に、申込者の信用を審査するのです。個人信用情報の記録に、延滞や未払い、異動などの記録が残ると、審査に悪影響を与えます。金融機関から借入をする際は、延滞することなく返済続けなくてはいけません。延滞してしまうと、マイカーローンや住宅ローンなど各種ローンやモビットなどの消費者金融の審査に落ちる可能性が非常に高くなります。安易な借入で将来を棒に振る危険性がありますので、借入する際は必ず返済計画を立て、慎重に利用する必要があります。また、個人信用情報は審査時に必ず確認されます。偽ることも隠すこともできません。口頭による質問や申込書に偽った情報を回答すると、それが原因で審査に落ちるケースもあります。申込を行うときは、必ず真実を報告しましょう。

 

・審査に影響を与える項目

 

審査に影響を与えるのは、個人信用情報だけではありません。勤続年数や勤務先、健康状態など数多くの項目が確認されます。特に住宅ローンの場合は、その他ローンよりも厳しく審査されるので、事前に確認して対応しておくといいでしょう。審査に影響する項目は下記のとおりです。

 

1.個人信用情報
2.勤続年数
3.勤務先
4.機構団体信用生命保険
5.年収

 

・勤続年数

 

すぐに仕事を辞めてしまう方は、ローン審査に悪影響を与えます。ただし、同じ職種への転職や、キャリアアップのための転職などは短い勤続年数でも審査に大きな影響は与えません。一般的なローンなら勤続年数3年以上が審査通過の目安と言われていますが、住宅ローンの場合は少なくとも5年以上の勤続年数が推奨されます。

 

・勤務先

 

大企業と中小企業では、大企業のほうが審査に有利に働きます。ですが、中小企業に勤める方が住宅ローンを組めないわけではありません。審査は厳しくなりますが、年収や個人信用情報次第では、問題なく住宅ローンを組むことができます。自営業の方は、少なくとも3年以上の事業継続が必須条件になります。

 

・機構団体信用生命保険への加入

 

住宅ローンを組むには、機構団体信用生命保険への加入が必須条件になります。機構団体信用生命保険とは、通称団信と呼ばれ、加入者に万が一のことがあった場合、住宅の持分や返済割合に関わらず、残りの住宅ローンが全て弁済される保証制度のこと指しています。団信に加入できない場合は、どれだけ信用や資産、収入があっても、住宅ローンを組むことはできません。住宅ローンを組むまえに、団信に加入できるか確認することをおすすめします。

 

・年収

 

これは住宅ローンに限らず、全てローンの基本的な条件ですが、年収が低ければ借入できる金額が少なくなります。年収に見合った住宅ローンしか組むことはできません。年収が一定金額未満の場合は、住宅ローンの審査通過は難しいでしょう。

 

・年収負担率

 

年収負担率とは、【年間返済金額÷年収】で計算された金額を指します。年収負担率の上限は金融機関ごとに異なり、住宅ローンの場合は25%以内に設定するのが一般的です。

 

例)
年間返済金額120万円÷年収500万円=24%
この場合は、年収負担率が25%以内に収まっているので、問題なく住宅ローンを組むことができます。

 

上記の場合は、住宅ローンを組むことができますが、年収負担率の上限ギリギリになるため、住宅ローンの返済で生活が圧迫されることも想定できます。年収負担率はできるだけ低くするといいですね。年収負担率の上限に設定すると、生活は圧迫され、購入物件を手放す可能性があります。返済金額は現在支払っている家賃と同程度、もしくは少し高めの設定にすると生活への負担も小さくなります。

キャッシングが住宅ローンに与える影響

モビットのようなキャッシングが、住宅ローンに与える影響は利用状況によって異なります。

 

1.完済済み
2.借入中
3.延滞、滞納履歴あり

 

・完済済み

 

完済済みでもキャッシングを利用していた事実は変わりませんが、完済済みなら少なくとも審査対象になります。

 

・借入中

 

モビットを含む全ての金融機関から借入がある状況で、住宅ローンへの申込は避けたほうがいいでしょう。何故なら、審査すらしてもらえない可能性が非常に高いからです。まずは完済してから住宅ローンへ申込をしましょう。

 

・.延滞、滞納履歴あり

 

延滞滞納履歴がある場合は、最低でも5年以上は住宅ローンを組むことはできません。延滞、滞納した履歴は完済しても5年間は個人信用情報に記録が残ります。金融事故歴があると、住宅ローンは審査に通ることはありません。

 

モビットなど金利の高い消費者金融から借入をしているということは、それだけ生活が緊迫した状況下にあると審査担当は判断します。消費者金融の最終取引から3年程度過ぎていれば問題ないとも聞きますが、実際のところは住宅ローンの審査担当以外はわかりません。将来的に住宅ローンを組むことを考えているなら、消費者金融の利用は極力避けたほうが無難と言えます。

 

●ブラックが住宅ローンを組めない理由

 

「ブラックリスト入り」や「信用情報に傷が付く」というのは、個人信用情報に延滞や滞納、未払いなどの記録が残ることを指しています。住宅ローンは審査基準が他のローンよりもかなり厳しいため、「ブラックリスト入り」しているなら、住宅ローンを組むことはできません。ですが、完済してから5年を過ぎると、個人信用情報から記録が消え、改めて住宅ローンに申込み可能になります。今は組めなくても将来的には住宅ローンが組めるようになるということです。ただし、未払いの場合は、いつまでも個人信用情報に延滞や滞納、未払いなどの記録が残り続け、完済しない限りは住宅ローンを組むことはできません。

 

●借金のある人が住宅ローンを組む最短の方法

 

借金がある状態で住宅ローンの審査を通るのは、かなり難しいという事実があります。まずは、借金を全額返済して、完済証明証を発行してもらいましょう。完済したばかりだと、取引履歴に継続利用中と表示される可能性があります。完済証明証の発行を忘れずに行う必要があります。モビットの場合は、カスタマーセンターに連絡を入れれば、すぐに完済証明証を郵送してくれます。
完済証明証を発行だけではなく、モビットを解約する必要もあります。モビット以外のキャッシングや不要なクレジットカードも併せて解約しておくといいですね。キャッシングやクレジットカードを保有しているということは、それだけの金額を借入可能と住宅ローンの審査担当は判断します。借入していなくても、契約しているだけで住宅ローンに悪影響を与えてしまうケースもあるので、不要なキャッシングカードやクレジットカードは解約することを推奨します。